こんにちは!
映像パート三回生の森本です。
この日は映像を撮る上で避けては通れない「絵コンテ」について勉強しました!
絵コンテとは?
映像の下書き、設計図のようなものです。絵と文字で人物の演技やカメラワーク等の指示を書き込みます。これがあるのとないのでは映像の出来が随分違ってきます。
さて絵コンテを勉強する上で参考にしたのが、ご存知ジブリの『耳をすませば』。
今は亡き近藤善文監督のジブリ映画です。絵コンテは最近引退を表明した宮崎駿氏。
今は亡き近藤善文監督のジブリ映画です。絵コンテは最近引退を表明した宮崎駿氏。
何故ジブリの絵コンテなのかというと、とにかく書き込みがすごい。
宮崎駿氏の絵コンテ。主人公しずくの動作が細やかに書き込まれている。
上の画像はパート長が用意した『耳をすませば』の絵コンテ。主人公しずくがムタという猫を追いかけアトリエ「地球屋」にたどり着くシーンです。
絵の精密さもさながら、マス外に書き込まれた指示がたくさん書かれてますね。
効果音や台詞、感情の機微など書かれています。絵の精密さもさながら、マス外に書き込まれた指示がたくさん書かれてますね。
宮崎駿氏は絵コンテを書いている途中で、「これ違うな」と思ったらその後のストーリーを変えてまで(そもそも決まった脚本はなく)絵コンテを描き直すそうです。
しかもスタッフの描いた絵コンテも自分でほとんど描き直しちゃうとか。
それほどジブリは絵コンテに重きを置いた会社なんですね。故のジブリ特有の映像美ということです。(かぐや姫の物語楽しみです!)
ちなみにジブリの絵コンテ優先型と対極をなす映画がピクサーです。『ファイディングニモ』『カーズ』を作った会社です。
対極とはつまり「絵コンテ」に対して「脚本」に比重をかけているということ。1つもの映画に対して脚本家が10人(!)いて、ストーリーをいくつかに分けて脚本を担当しているとか。
絵コンテと脚本、どちらも映像にとって欠かせない要素です。しかし各々やり方は千差万別ということですね!
前置きが長くなってしまいました。
そんな分けで僕たちも絵コンテを描く練習をしました。最近テレビでやってるマウントレーニアのCMを題材にしました。
この映像から絵コンテに直す練習は毎年やってますが、実は僕、これが大の苦手なんです(´;ω;`)
まずもう圧倒的に絵心がない。描きたいものが表せない、空間とか人物を表現できない…。いつも挫折しそうになります。
でも重要なのは絵の巧拙ではなく、演技・カメラワーク、空間等をちゃんと描くことです。まぁ分かっていても難しいんですよこれが…。
前回のブログ更新者の森くん作。最早アートである。
2回生Hさん作。1番バランスが取れててうまかったと思う。
はい、そんなこんなで今週は終わり!
三回生はもうちょっとで引退ですね。秋映像、一人一作品と悔いのないよう頑張りますたいです!
さてさて来週の映像パートは夏映像の発表!
お楽しみに~。
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