テーマは「本の話」。
・・・・・・といっても出版物流布の歴史だとか、昨今出版業界が抱える電子書籍のジレンマだとかそんな小難しい話ではなく、主題は
「課題図書をいかに早く読むか」
ということで、大学生の超現実的な問題に即したマス講でした。
そもそもこのテーマを選んだのは、このマス講をした本人(僕)が、最近始まったゼミで課せられる膨大なレポートをなんとか手早く片付けられないか、と考えたのがそもそもの動機でした。不純な理由ですが、慢性的な単位不足に陥っている僕にとっては大事なことでした。
もちろんレポートの手を抜きたいから、ではなく、参考文献を自分で探すため膨大な量の文献を漁るときなど、必要な技術だと思ったゆえの選択です。レポートなんて片付けられたらいいとか、なんでもいいから書けばいいとか、そんなことはないのです。ええ、もちろん。だって学生ですから。勉学に生きている身ですから。当たり前でしょう?
流れとしては、まず本の内容を素早く大雑把に把握するための、なんちゃって速読術について説明しました。
次に、読んでも読んでも意味がわからない、しんどいし怠いし眠たいしな難関図書を読みこなすための、(ほぼ)我流精読術についてお話をしました。
速読の説明、精読のお話、ともに主観が多いに入り混じった内容で、ともすれば「これ思ってんのお前だけじゃね?」とか、「その理論はあんまりにも都合良すぎじゃね?」など、非難轟々、罵詈雑言の嵐を浴びせられるかもと覚悟していたのですが、(思っていたほど)そんなこともなく、なだらかにマス講をすることができました。
それでもやっぱり、マス講終わりに書いてもらう感想用紙には、参加者個々人独特のご意見も寄せていただき、私のほうでもたくさんのことに気づかされました。
やっぱり、深夜の公園で読書したらイイよ!っていうのは、暴論でしたよね、ごめんなさい。実践しようという人がもしいましたら、くれぐれも補導されないよう、ヤンキーに絡まれないようご注意ください。あと防寒はしっかり!4月も後半に入ったこの時分でも、まだまだ寒い日が続きますから・・・・・・。
マス講についてのBlogはここらでおしまいにしたいと思います。それではまた来週!
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