2012年5月22日火曜日

第四回 マス講 「プライド」のすゝめ

広告パート三回生の佐々木 崇典です。
第四回のマス講の内容をお知らせしたいと思います。
今回の私のマス講のテーマは「プライド」でした。


みなさんはプライドと聞くとどんなイメージを持つでしょうか?
たいていの人は、プライドとは持っていると邪魔なもの、プライドを持っている人=ベジータやジャイアンのようなあまり良い性格とは言えない人、などと思い浮かべてプライドに対してマイナスのイメージを持つと思います。
みなさんが思っているプライドの意味も間違いではないのですが、本当の意味でのプライドは人間にとってすごく重要で、ぜひ持ってほしいものであるために、このようなタイトルにしました。

そんなプライドの本当の意味を説明するうえで欠かせない存在があります。
それは「自尊心」です。
プライドは自尊心の中に含まれているものであり、プライド≒自尊心なのです。

今回の私のマス講では
自尊心を「自己を肯定的に評価し満足しているレベル
プライドを「自己を肯定的に評価し満足させるための要因」と定義しました。

自尊心を育むためにはプライドというものは重要であり、自尊心が高いということはなにかしらのプライドを持って生きているといえます。

ではなぜ、自尊心が重要なのでしょうか?

マス講の時のようにがっつり説明するのは割愛します(気になる人はレジュメを渡します!)
自尊心とは人間発達において重要であり、低ければうつ病など生きていくことに支障が出ますが、逆に、高ければ自己主張を行いやすくなるということが明らかになっています。

自己主張というものは大学生活やこれから社会に出るにあたってとても重要なものです。
私が表題にしたようにプライドをすすめたいと思ったのはこのためです。

マス講ではこのほかにも自尊心は安定したほうが良いことや、このように重要な自尊心をどう育んむ&守るか、どのようにすれば自分のプライドを見つけられるかについて講義しました。

自尊心をいかに守るかの際に、もともと人間に備わっている自尊心を守る自己認識の一例である
「セルフハンディキャッピング」はなぜか大人気でした。笑

「セルフハンディキャッピング」…あらかじめ逃げ道を作っておいて失敗したときに自分の能力のせいでないと思うこと。例:テスト前日に夜更かしをしたのでテストが良くできなかった。

このマス講で一番盛り上がったのは、最後に講義を聞いてるみなさんに実際に一時的でも自分の自尊心を高めてもらおうと実験を行った時です。

その実験の内容とは……「大喜利」です!!※大喜利とはあるお題に対して解答者が答えをいかにしてボケるかというものです。

なぜ、大喜利をする結果になったかを説明します。
自尊心というものは自分が重要とする領域でしか、つまり自分の自尊心が基づいている領域以外では上下する影響が出にくいものなのです。

例えば、あるプロのバイオリニストはバイオリンを弾くという領域以外においては、たとえサッカーが下手でも、5ケタの暗算がすぐにできても自尊心に影響はでないのです。逆に、バイオリンが少しでも上手くなったり下手になると、多少の変化でも自尊心に影響が出ます。

そこで、マス研民の重要な領域を考えた結果、それぞれのパートではないかと考えました。

それぞれのパートのプライド
映像…企画力や表現力
出版…文章を書くこと、構成力
広告…ひらめき、短文の力

ではないかと考え、これらすべてに当てはまるもの=大喜利だ!!と考え付きました。

ちなみに私が出したお題はこちら

大喜利というものは自分の解答が周りにウケた時、自分の中の社会的自尊心(レジュメ参照)を高めます。
実際に行ってみるとみなさんウケた時は、自尊心が高まっているような顔つきでした。笑

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今回このマス講を行った理由は、マス講を行うなら何かみんなに生きていくうえでプラスになるようなものを、自分が知っていることを絡めてしたかったのでこのテーマにしました。
大学生において、ましてやこれからの社会人の人生において自己主張というものは大切です。

こうした自己主張を行いやすくするちょうどいい自尊心の高さやそれを支えるプライドはきっと日々の生活においても、あるのとないのでは人生さえも変わるのではないかなと思います。

今回のマス講で「自分のプライドってなんだろう?」「自分のプライドないから探そう!」と思っていただけてたら幸いです。
私自身とても楽しかったです(^^)

次回のマス講のテーマはまだ発表されていませんが、毎週金曜の5限後に行っていますのでぜひお越しくださいませ。

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