2012年6月28日木曜日

第7回 マス講 「町工場ってどんな感じ? 瀧川スリッタ工場編」

順番が前後して申し訳ありません。遅れましたが、第7回マス講について書かせていただきます!
今回のマス講のテーマは「町工場」です。と言いますのも、私の実家は町工場を営んでおります。普段皆さんとって関わる機会も中身を知る機会もないものでしょう。だからこそ、生まれた時から身近にあった私としては、是非知ってもらいたい!
そういう想いで今回のマス講のテーマに「町工場」とし、タイトルを「町工場ってどんな感じ?」と題し、中身に「瀧川スリッタ工場」という私の実家を選ばせていただきました。
そして重要な理由として、

ぶっちゃけ「何作ってるの?」って聞かれたときの反応に困っていた。

というのがあります。まず「うちは作るっていうか加工で――」っていうのがめんどくさいんですよね。ということでみんな集まってるし説明してやるぜ!みたいなのも理由です。あとやっぱり、自分の家の稼業って知ってもらいたいじゃないですか。ということでこのテーマでやりました。

写真が見にくかったと思うのでここに載せておきます。あと簡単ですが説明もしておきます。
「スリッタ」というのは「切断」という意味でして、ウチは「鉄板を注文どおりの細さ、重さに切断する」というのが業務です。まず太く重い鉄板を巻き取りロールしたもの(コイルという)を入荷します。
そして、

このようにコイルをクレーンで運び、シャフトという軸に差し込みます。


そして、鉄板を引き伸ばし、

切断機によって


注文のあった細さに分割していきます。

そして補足なった鉄板を各々巻き取り

注文通りの重さになるまで巻き取ります。
大雑把に言えばこんな感じです。この鉄はさまざまな工場に運ばれ、製品となっていきます。会社名は伏せますが自動車会社や下着メーカーの工場にも出荷しています。
見えないだけで結構身近に町工場という存在はあるんですよ。ということで私のマス講はこんな感じでした。完全に自己満足な内容となりましたが、皆さん少しは楽しんでくれましたのなら幸いです。
では来週のマス講もお楽しみに!

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